講習会開催にあたり

近年、少年野球選手が肩や肘を痛めるケースが増加しています。例えば、肘の「はく離骨折」など、以前にはあまり見られなかった怪我も当たり前のように発生するようになり、症状が悪化して手術に至ることも少なくありません。大会、試合数の増加や選手の筋力の低下などにも原因はありますが、何より「正しい投球動作を身に付ける」ということが怪我を未然に防ぐためには欠かせません。また、どのようにして肩・肘の怪我が起こるのか、その仕組みを知ることも対策を立てる上では重要になるでしょう。いずれにしても、「子供たちを怪我から守る」ということを、指導者のみならず、ご父兄、選手自身、大会運営者、医療団体、野球関連企業など、地域一体となって真剣に考える時期にきているのではないでしょうか。
そこで、BCS Baseball Performance仙台として、宮城県の少年野球のために何かできることを考え、下記の通り、無料の講習会を開催することにいたしました。
指導者、選手、ご父兄、連盟の方など、宮城県の少年野球に関わるすべての方に広くご参加いただきたいと思います。

講習会名
宮城県少年野球「投球・送球動作」講習会
テーマ
「正しい投げ方を身に付ける~投球動作の仕組みと改善法~」
講 師 
前田 健(BCS Baseball Performance代表、前阪神トレーニングコーチ)野球の動作の仕組みに基づくパフォーマンス改善指導の第一人者。
著書「ピッチングメカニズムブック」や専門誌ベースボールクリニックでの連載、肩肘専門のスポーツドクターへの投球動作の仕組みに関する講演んど全国的に活動する 
日 時
2017年1月29日(日) 午後14:00~16:30(受付開始13:30~)
場 所 
太白区文化センタ 楽楽楽ホール
仙台市太白区 長町 5-3-2
対 象
宮城県内少年野球の指導者、父兄、選手、関係者(定員500名)
参加費 
無料

  ※学年の入力例
     例 4年生5人 5年生5人 6年生8人